生理がない=ラッキー??侮るなかれ無月経!

生理について考えてみよう

初経(生理)は12歳前後が正常と言われ、10歳未満は早発月経、15歳以降に初経を迎えた場合を遅発性初経と言います。14歳頃までに生理が来ない場合は一度、病院へ受診することをお勧めします。ちなみに、早い目に生理を迎えたからといって、閉経が早くなるわけではないと言われています。

ご自身が初めて生理を迎えた時のことを思い出してみて下さい。またこれまで、どのような周期で、どれくらいの量、日数だったでしょうか?これから閉経を迎えていくにあたり、ご自身の生理について思い出す事も大切なプロセスです。

18歳になっても生理が来ない事を「原発性無月経」があります。また、これまで周期的な月経(生理)が来ていたにも関わらず来るべき時期にない状態が3か月以上続いていることを「続発性無月経」と言います。

原発性無月経の頻度は0.3~0.4%とまれで、14歳までに98%が生理を迎えています。

続発性無月経はダイエットや過度な運動、ストレスや薬の副作用が要因となり起こりうる事があります。

生理を迎えるにあたっては体重・脂肪量がポイントです。目安の一つが体脂肪率で17%を超えることが条件になってきます。生理が始まると、骨密度が急速に高まります。骨端線が徐々に閉鎖され始める時期でもあります。この時期に生理が止まるという事は骨粗鬆症のリスクを高めている可能性があるわけです。10代のうちに、将来の骨粗鬆症予備軍になるかもしれない、そのような事態は親としても避けたい事ではないでしょうか。生理を迎えるということは、妊娠する事を可能にするだけではなく、自分の骨の強度を上げるといった観点からも侮ってはいけない事に気づいて頂きたいなと思います。

生理は順調?

私は高校1年生で生理が止まりました。無理なダイエットをしていたわけではありませんが、陸上部に所属し中学校に比べて練習量も一段と増えていった事は間違いないです。後にも説明しますが、女性アスリートは必要エネルギーに比べて消費エネルギーが増えていくと無月経になることがあるのです。母親に相談し、産婦人科へ受診し内服にて生理を誘発し周期が安定していきました。高校1年生の時は、まあまあのスリムなラインでしたが徐々に体格が女性らしく変化していった事を鮮明に覚えています。

親が娘に出来る事って何?

生理について娘さんと話をする事が第一です。親子関係が整っていると何かあれば母親に相談することが出来て、早い目に受診するといった対応が可能でしょう。

日常生活で気にかける事として、骨を育てるためには睡眠を確保することです。睡眠中に成長ホルモンが分泌されます。睡眠は身体を休める、ストレスの発散、ホルモンの分泌という大きな意義を持ちます。また睡眠は記憶を定着させますので、徹夜でテストに挑むより寝てからテストを受ける方が結果は良いと考えられます。起きている時間に一瞬たりとも眠たくならない事が大切です。いつでも眠れそうという場合は睡眠が足りてないという事になります。

部活動など運動をする場合はエネルギー消費を考えて食事内容に注意する。摂食障害などの有無に関係なく必要な利用可能エネルギーが不足すると、骨粗鬆症への影響や視床下部性無月経と大きく関係してきます。女性アスリートの三主徴としてスポーツ医学の中でも考えられていますので、運動量が多い場合は補食など考えていくのも一つではないでしょうか。

新体操、フィギアスケート、シンクロなど審美系の競技や長距離などは体重が軽い方が競技にとって良いと思われがちです。自然と刷り込まれそうですが、成長期に身長が伸びるだけではなく体重も必然的に増える事が必要であると親御さんが覚えておくことが大切です。

学校で行われる身体測定の結果を意識して見るようにしてみましょう。前年と比べてどうかを比較していけば、何か気になることがあり病院を受診する時に見せると、医師は診察の判断材料の一つとして重要になると思います。

成長期の骨は骨密度ももろく折れやすい。疲労骨折にも注意が必要です。

Q.無月経は成長期だけのモノ?

NOです!!女性は身体のラインを気にしてダイエットを試みる事があると思います。無理な減量を続けることで年齢を問わず無月経に至るケースも稀ではありません。閉経を迎える前にご自身でバランスを崩して生理周期を乱しているという可能性も起こりうるのです。自分の生活習慣を見つめ、生理と向き合うきっかけを作ってみて下さいね。
生理周期を管理するアプリの活用で周期を知る事、経血量を把握するために、どのタイプの生理用品を使用して取り換え頻度はどうかといった事を捉えてみてもよいかもしれません。
血がサラサラしているのか、ドロッとした物がどれくらい含まれているのか、これは前回の生理が終わってからどのような生活をしてきたかで状況は変わります。生理を見つめる事は、ご自身の身体の声に耳を傾ける第一歩です。
生理は女性にとって大切な仕事を担っていることを感じて頂ければ幸いです。

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